* 希望
はじめに・・・
私は自身の事は予知できません。
即ち視えないのです。
ですから明日や3年後、10年後、・・・さらに50年先に果たして自身がどのような人生を迎え送っているのか到底わかりません。
もしも自身をカウンセリングできたらどうでしょうか・・・
私はきっと生来のプログラムを意識し、まわり道や寄り道をせず、冒険なくただ平坦な人生を歩んでいるに違いありません。
なにを伝えたいのかというと、今日からの未来は一寸先が見えないからこそ未知の可能性を知りたいと追求し、疑い、信じ、落胆といった様々な感情の中で手探りでもがきながらも希望を持ち続けることでやがて生きている喜びを知り、人生を全うしえるのだと思います。
* 感謝 * 共存
人は何故生まれてきたのでしょうか。
人は人として生き、あなたの人生は誰の代わりでもなく、また、あなた以外誰も代わる事はできません。
ですから、生まれてきた意味を知り、伴い感謝する事であなた自身の生き方がかわります。
生い立ちや、生活環境、社会環境、対人関係など、日々さまざまな問題と直面しながら私たちは生きています。
何故問題が起きるのでしょうか・・・
それは人間は合成の生物ではなく、誤魔化しのきかないまさに自然体の生き物だからです。
生き物の中には私たちが肉眼では捉えられない気配・音・におい等の目には見えなくとも感じられる、肉体が消滅したのちのありのままの生き物の姿である霊魂と私たちは日々共存して生きています。
理解できない方もおられますが、今私たちが生きている現世と肉体が消滅してからの常世(霊界)は遠くないのです。
もしもあなたが最愛の人に先逝かれ、現実を受けとめられず立ち止まっているならば、両手を合わし呟いてみてください。きっとあなたの傍で寄り添いきいていますよ。
たとえ肉体が消滅しても霊魂(たましい)は生き続けるのです。
霊魂こそが真の生き物なのですよ。
それから、何よりも私たちは自然の営みの中で生きているのだということを忘れないでください。
ですから無理なことはできないでいいのですよ。
人の体は合成ではなく、日々生まれ変わることのできる自然体の生き物ですから、光や酸素、水といった多くのエネルギーを必要とし、あらゆる生物と共存して生きています。
大切だと思うことは、自然界におけるすべてに意味があり必要だからこそ存在している。無駄なものや不必要だとされるものは無く、むしろ助け合って生き、生かされて共存しているということを伝えたいのです。
これまで私は3つのことを述べさせていただきましたが、最後に「家族と絆」についてあと少しおつきあいください。
* 家族 * 絆
前述より、尊い御自身の生きる大切さを知り、御自身が生きている時間の一刻一刻を尊いものだと思い感じていただけたら、それはあなたの生まれてきた意味を知ることにつながり、御家族・御先祖様を敬う心が自然に芽生えてきます。
御家族や御先祖様の目に見えない手綱は、あなたにとって唯一無二の存在であり、時間や年月と共に絆へと増していくものなのです。
絆こそが目には見えない霊(たましい)と魂(たましい)とのつながりなのです。